九谷焼の魅力、展示やウェブで発信「KUTANism」

佐藤美千代
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 伝統工芸・九谷焼の魅力を展示やウェブで発信する芸術祭「KUTANism」(クタニズム実行委員会主催)が開かれている。石川県小松市能美市の産地ブランド化を図ろうと始まり、今年で3回目。「技」をテーマに、ベテランから若手まで幅広い作風の作家を紹介している。11月14日まで。

 小松市のサイエンスヒルズこまつでは二つの展覧会を開催中。「高雅絢爛(こうがけんらん)展」は、国立工芸館の岩井美恵子主任研究員がキュレーターを務め、華やかさ、美しさを共通項に56点を集めた。能美市九谷焼美術館五彩館の中矢進一館長が手がけた「名工選 NEXT九谷vol.Ⅲ」は、次代を担う若手の43点。いずれも、色絵や赤絵細描といった技法を凝らした器や、伝統の技をポップな意匠に昇華させたオブジェが並ぶ。

 サイエンスヒルズの展示は9月26日まで、一般500円、大学生・専門学校生300円。「名工選」は29日~11月7日、能美市九谷焼美術館浅蔵五十吉記念館に巡回する。九谷焼の歴史と現在を紹介する読み物の「LIBRARY(ライブラリ)」、ガイドツアーや店舗の案内は公式サイト(https://kutanism.com/別ウインドウで開きます)に掲載。(佐藤美千代)