みずほに改善命令 自浄作用の限界を露呈 識者はこうみる

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聞き手・西尾邦明 聞き手・稲垣千駿
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 日本を代表する銀行グループみずほで相次ぐ障害。一連の問題では、巨大システムを安定して動かす管理態勢や、それを確保する経営統治のあり方が問われている。専門家に今回の問題の受け止めを聞いた。

「任せられない」 金融庁の判断

 システム監査に詳しい東洋大学の島田裕次教授

 金融庁の検査中の処分は前代未聞で、みずほには任せていられないという金融庁の判断だろう。これだけ調べても根本原因がわからずに障害を多発させるのは、みずほの自浄作用の限界を露呈している。恥ずかしいことだ。

 問題を分析できる人材の不足は、子会社や(システムを開発した)ベンダーまかせにしてきたツケともいえる。経営者が自ら現場の悲哀に耳を傾け、システムやIT軽視の意識を根本的に見直す必要がある。

 それを監督する社外取締役の…

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