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神奈川、不急の手術停止要請を前倒し解除 コロナ病床も300程度減

会員記事新型コロナウイルス

茂木克信、足立優心
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 新型コロナウイルスの感染者数の減少傾向を受け、神奈川県は22日、8月初めに医療機関に通知した不急の入院・手術の一時停止の要請を、約1カ月半前倒しで解除すると決めた。医師の判断で先送りされていた手術が近く再開される。コロナ病床も300程度減らし、コロナ対応に傾いていた医療提供体制の正常化を進める。

 新たな方針は、22日夜に県庁で開かれた県感染症対策協議会で承認され、同時開催された県対策本部会議で正式に決まった。

 感染者の急増を受け、県はコロナ病床を計画上最大のフェーズ4(重症用、中等症用で計1790床)よりもさらに500床ほど多い、約2300床まで積み増した。だが、その分だけコロナ以外の疾病への対応が圧迫されていた。

 感染症対策協議会で、阿南英明・県医療危機対策統括官は「災害時対応だが、現在の2300床は異常。本来の医療を受けられなかった人たちがいるので適正化を図る必要がある」と述べた。そのうえで、病床確保フェーズの見直しを報告。緊急対応的なフェーズ5(計2300床)を新たに設けるとともに、フェーズ4を計2千床に変更。今はフェーズ4にあたるとして、確保病床を300床ほど減らすことで合意した。

 協議会の終了後、取材に応じた黒岩祐治知事は、最近の人出の増加に懸念を示し、「気を緩めるわけにいかない。徐々に日常生活を取り戻していくまで(県民の)皆さんと心一つにやっていきたい」と述べた。

 県は昨年4月、新たな医療提…

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