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アフリカで耐性マラリアの蔓延を確認 順天堂大など国際共同研究

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姫野直行
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 順天堂大や大阪大、長崎大と、アフリカのウガンダ共和国にあるグル大の国際共同研究グループは23日、ウガンダ北部で治療薬が効かない「耐性マラリア」が蔓延(まんえん)していることを確かめたと発表した。耐性マラリアを見分ける遺伝子の変異も特定した。グループは耐性マラリアの広がりをさらに調べる必要があると指摘している。論文は米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。

 マラリアは蚊が媒介する感染症で、寄生虫のマラリア原虫が原因となる。毎年2億人以上が感染し、40万人が死亡している。

 治療には、「アルテミシニン」というマラリア原虫を殺す薬が使われる。アルテミシニンに耐性をもつマラリア原虫は東南アジアの一部ではすでに広がっている。アフリカでは2018年に報告され、研究グループが3年間で地域での広がりなどを調べた。

 17~19年にウガンダ北部…

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