台湾のTPP加盟申請「我が国として、まず歓迎したい」 茂木外相

相原亮
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 台湾が環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を申請したことについて、茂木敏充外相は23日、記者団に「我が国として、まず歓迎したい」と述べた。

 茂木氏は米ニューヨークを訪問しており、オンラインで会見に臨んだ。台湾について、「わが国にとって自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有して密接な経済関係を有する極めて重要なパートナーだ」と評価し、加盟申請を歓迎した。

 一方で、自由貿易に関するルールや市場アクセスをめぐり、「台湾がTPPの高いレベルを完全に満たす用意ができるかどうかについて、まずしっかりと見極める必要がある」と指摘。「わが国としては、戦略的観点や国民の理解を踏まえながら対応していきたい」とも述べた。

 これに先立ち、茂木氏は英国のトラス外相と会談。英国のTPP加盟交渉についても、意見交換した。米国のブリンケン国務長官との会談でもTPPを含むインド太平洋地域の国際秩序について議論し、米国のTPP復帰を促した。(相原亮)