包摂的な内閣は「いずれできる」 女性なし、タリバンが多い矛盾に

有料会員記事アフガニスタン情勢

ドーハ=伊藤喜之
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 国際社会が動向を注視するなか、アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンはどう国造りを進めていくのか。朝日新聞のインタビューに応じたスハイル・シャヒーン報道担当幹部は女性の人権や外交の進め方などについても方針を語った。

 「女性のスポーツについて我々は何らの方針も発表していない」

 シャヒーン幹部は9月19日、カタールの首都ドーハでの取材でそう強調した。9月上旬、タリバンの文化担当幹部が豪州メディアに対し、「イスラム教やイスラム首長国は、女性が人の目にさらされるところでプレーすることを許していない」と発言し、タリバンは女性のスポーツを禁止する方針だと報道された。だが、シャヒーン幹部はタリバン暫定政権の正式な方針ではないと釈明する。

 隣国イランなどで、肌を極力見せないユニホームを着ることで女性のスポーツが認められていることに言及し、「どのようなユニホームならイスラム教が許容しうるか、他のイスラム教国の事例を研究したい」と述べ、一部でも容認する可能性を示唆した。

女性課題省「組織としては残っている」 語る動画も

【動画】タリバンのシャヒーン報道担当幹部が朝日新聞のインタビューに応じた。幹部が明らかにする米国との幻の合意、今後の国造りの方針とは=伊藤喜之撮影

 タリバン暫定政権は、「宗教…

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