「男も首相になれる?」とドイツの子ども メルケル政権で女性議員は

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ベルリン=野島淳
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 「男でも首相になれるの?」。ドイツで子どもがよく大人に尋ねる質問だ。

 約16年の首相任期を務めたアンゲラ・メルケル氏(67)は26日の連邦議会選挙(総選挙)には出ず、引退する。政界で女性の存在感を高めたメルケル氏。在任中、自身に続く女性議員はどれほど増えたのか。

 「核となるのは、男女が社会において平等に参加するということだと思う。その意味ならば、私は自分がフェミニストだと言える」

 西部デュッセルドルフで8日にあった催しで、メルケル氏が登壇した対談相手からの質問にそう答えると、会場は大きな拍手に包まれた。

 メルケル氏は2017年4月、ベルリンで開かれた女性リーダーらが参加する催しで「自分をフェミニストだと思うか」と問われた際は、困った表情で「自分にない肩書で自分を飾りたくない」と語っていた。

メルケル氏の考え方が大きく変わったのはなぜでしょうか。またメルケル氏の存在は、政治の世界をめざす女性たちにどのような影響を与えたのでしょうか。記事後半で読み解いていきます。

 今回の催しでは当時のことに…

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