自粛期間中も103件の不適切契約の疑い かんぽ生命「研修を徹底」

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柴田秀並、藤田知也
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 かんぽ生命保険が不正販売問題で金融庁行政処分を受け、保険の営業を自粛していた2020年度に、不適切と疑われる保険契約が103件あったことがわかった。不正の再発防止策が行き届いていない恐れがあり、かんぽ生命は研修の徹底などに努めるとしている。

 かんぽ生命と保険を売る日本郵便は19年末、金融庁から保険販売などの一部業務停止を命じられ、停止期間が明けた20年4月以降も営業を自粛していた。新契約は顧客から求められた場合に限定し、20年度の新契約件数は前年比8割減の約12万件だった。

 かんぽ生命によると、顧客の苦情やクーリングオフなどで撤回された事案を調べた結果、このうち34件は顧客の意向と違う契約だった恐れがあると判明した。また、69件の乗り換え契約で顧客の不利益を避ける条件付き解約制度が適用されておらず、適用しない理由も不明だった。

 条件付き解約制度は、顧客が…

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