中国恒大、香港市場で一時32%高 人民元建て社債利払い表明で反発

北京=西山明宏
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 香港株式市場で23日、経営危機に陥っている中国不動産大手の中国恒大集団の株価が反発した。休場前の21日から一時32%高の3香港ドルまで上昇した。恒大が23日を期日とする人民元建て社債の利払いを表明したことで、ひとまず債務不履行に陥るリスクが下がったとみて買い戻しが入った。

 恒大の株価は7営業日連続で下げていたが、23日の終値は21日に比べて17・62%上昇の2・67香港ドルをつけた。水準自体はいまだ年初から8割ほど低い。恒大傘下で不動産管理の恒大物業集団の株価も終値で7・86%上昇した。

 一方、23日に同じく期日を迎えた恒大の米ドル建て社債にかかる8353万ドル(約92億円)の利払いについて、恒大は対応を明らかにしていない。30日間の支払い猶予があるとされ、当面は債務不履行にはならないとの見方が広がっている。(北京=西山明宏)