2年連続マツタケ産地日本一なるか 岩手で出荷開始、豪雨の影響懸念

東野真和
[PR]

 昨年全国一のマツタケ産地となった岩手県で、今年も出荷が始まった。林野庁によると、岩手は昨年豊作で全国の生産量31・6トンの6割強を占め、長野を抜いて全国一になったが、今年は豪雨などの影響がまだ読み切れないという。

 今月中旬から道の駅などに、「夏こ」と呼ばれる早い時期のマツタケが並び始めた。山田町の「道の駅やまだ」では、長さ15センチ前後のマツタケが1本2千~3千円で売られている。

 高級まつたけの産地で知られる同町豊間根で昨年3トンを買い付け、出荷した芳賀榮三さん(76)によると、今年も生育はいいが、夏場に豪雨が続き、気温も高かったことで虫や傷がつくマツタケが多く、値が安定しないという。これから本場となる「秋こ」について、「昨年ほど採れなくなるかもしれない」と心配している。東野真和