猛暑の中、ふらつく高齢男性「帰り方がわからない」 高校生が救助

垣花昌弘
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 徳山商工高校(山口県周南市)の男子生徒2人が8月末、道に迷っていたお年寄りを助けて交番に知らせ、お年寄りは無事に家族のもとへ帰った。周南署は21日、2人に感謝状を贈った。

 1年の浜田大暉(だいき)さん(15)と秋月大晴(たいせい)さん(15)。署や2人によると、2人は下校途中の8月31日午後4時ごろ、JR徳山駅の西側駐輪場で、90代男性に「帰り方がわからない」と声をかけられた。住所を聞こうとしたが話がかみ合わず、近くの徳山駅前交番に知らせた。所持品から家族の連絡先が判明した。

 この日は暑く、男性はふらついてつらそうにしていた。電車で福川駅から下松駅まで向かおうとして、徳山駅で降りてしまったという。杉山兼一署長から感謝状を贈られた浜田さんは「当たり前のことをしただけだが、うれしい」。秋月さんは「(男性が)いつもの生活に戻れたのでうれしい」と話した。(垣花昌弘)