岩手一関にあった「鬼死骸村」 鬼ブームにあやかれ……ツアーも

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文・三浦英之、写真・小玉重隆
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 漫画・アニメ「鬼滅の刃」のヒットで関心を集める「鬼」。岩手県南部を行くと、あちこちで鬼にまつわる地名や建物に出会う。

 鬼死骸村――。岩手県一関市にかつて、そんな名前の村があった。

 さかのぼること約1200年前の平安時代。この地に暮らす人たちは、朝廷にまつろわぬ者として「蝦夷(えみし)」や「鬼」と呼ばれ、恐れられていた。

 そのため桓武天皇は、坂上田村麻呂を征伐に派遣。田村麻呂は討ち取った蝦夷の将、大武丸(おおたけまる)の亡骸(なきがら)を埋めた上に巨石を置いた。石は「鬼石」と呼ばれ、村名の由来になったという。

 鬼石は市南部に広がる田んぼの中にあり、近くには最近までバスが止まっていた鬼死骸停留所もある。

写真・図版
鬼死骸八幡神社=2021年9月10日午後、岩手県一関市、小玉重隆撮影

 地元では「鬼ブーム」にあやかろうと、この停留所に旧村の地図を置き、周辺を巡るツアーも開いた。

 鬼の足跡は、北西に約10キロ行った平泉町にも残る。

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