千葉女児殺害、元保護者会長の被告に7千万円の賠償命令
村上友里
千葉県松戸市で2017年、登校中に行方不明になり殺害されたベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9)の両親が、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた元保護者会長の渋谷恭正被告(50)に損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、東京地裁(桃崎剛裁判長)であった。判決は、渋谷被告のネクタイや車のマットなどからリンさんのDNA型が検出されたことなどをふまえ、「渋谷被告が犯人だと強く推認される」と指摘。両親の請求通り約7千万円の支払いを被告に命じた。
渋谷被告の刑事裁判では、東京高裁が今年3月、無期懲役とした一審・千葉地裁の判決を支持し控訴を棄却した。無罪を主張する被告側は上告している。(村上友里)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら