日経平均反発、終値も3万円台回復 恒大不安いったん後退との見方

細見るい
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 24日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前営業日より609円41銭値上がりし、3万248円81銭で取引を終えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の債務不履行リスクがいったん後退したとの見方などから広く買い戻された。

 終値が3万円台を回復したのは17日以来。日経平均は恒大の経営危機問題などから21、22日に計860円超値下がりした。24日は、恒大が前日を期日とする人民元建て社債の利払いを表明したことなどを材料に、3営業日ぶりに反発した。

 ただ、恒大の経営危機への懸念がなくなったわけではない。同社の負債総額は約33兆円にのぼり、未償還の社債も多く残る。24日の香港株式市場では、恒大の株価は11・61%下落した。市場関係者からは「恒大が企業として存続するかは中国政府の決断にゆだねられている。株価の水準は倒産価格に突入していく兆しをみせている」(日本の大手証券担当者)との見方も出ている。(細見るい)