9歳のレゲエ歌手がデビュー 家は梨農園「お父さんに言われて…」

福家司
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 9歳のレゲエシンガーが誕生した。徳島県鳴門市大津町の小学4年生、川添庵さん。レゲエの本場・ジャマイカの音楽家から楽曲提供を受け、「AN―KUN(アンクン)」として今夏、インディーズデビューを果たした。

 きっかけは、音楽好きの父・雄大さん(38)が営む梨農園に、プロのレゲエシンガーを招いて開いたイベントでの出会い。ジャマイカから帰国中の県内出身のプロデューサーから、ジャマイカのミュージシャンの曲を提供された。

 雄大さんはこの曲に子どもが友だちの家に遊びに行く途中で発見や体験をした1日の出来事を描いた歌詞をつけ、ファーストシングル「ONE DAY(ワンデイ)」が完成した。

 庵さんは徳島市内のスタジオで、ジャマイカで生演奏された楽曲に合わせてレコーディングをこなした。

 ♪お話ししてたらいいとこ たどりついたよ 始めようよ 広い世界に飛び出そう

 ♪迎えにいこうか レゲエイズムで ぼくらの世界の ワンデーストーリー

 レゲエ独特のリズムに乗って、声変わり前の少し幼い声で呼びかけるように歌う。ギターが得意でダンスも好きというだけに、「AN―KUNのギターで歌ってみな へたくそで 笑いたくなる」というフレーズもある。

 庵さんは「お父さんにいわれて歌ってみたが、思ったよりリズムが難しかった。100点満点では70点」と自己採点。それでも「世界中の人が自分の歌を聴いてくれるのはうれしい」ともいう。

 配信はアップルミュージックなどの音楽配信サイトで8月末から始まり、演奏時間は4分51秒。梨畑で踊りながら歌う姿を撮影したミュージックビデオも動画投稿サイトのユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=DbQGuK2Nn2Q別ウインドウで開きます)で公開している。(福家司)