パラ銀の和田さんに市民栄誉賞 茨木

細見卓司
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 大阪府茨木市は24日、市内在住で東京パラリンピック陸上競技銀メダリストの和田伸也さん(44)に市民栄誉賞を贈った。

 和田さんは同府東大阪市出身。高校2年のころから網膜色素変性症が進行し、大学生のときに失明した。28歳で競技を始め、2012年ロンドン大会男子5000メートルで銅メダル。今大会は5000メートルで銅メダル、1500メートルで銀メダルを獲得した。

 和田さんは議場で、「市民栄誉賞にふさわしい競技活動を続けたい。残りは金メダル。(3年後のパリ大会で)世界一を目指して頑張りたい」とあいさつした。

 茨木市に引っ越してきたのは14年。ランナー仲間が多いことが大きな理由だった。栄誉賞の受賞後の取材に、「私一人では、1歩も走れないんです。練習ができない。歩くのですら、白杖(はくじょう)で歩くのは危険が伴う。人の時間と体を借りる。(支援してくれた人たちに)非常に感謝している」と述べた。

 同賞の受賞は8人目。スポーツ選手や歌手らに授与されている。(細見卓司)