台湾のTPP加盟を歓迎、総裁選立候補の4氏 反発の中国には触れず

自民党総裁選2021

太田成美
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 自民党総裁選に立候補した4氏は24日、党主催のオンラインの政策討論会に出席し、台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟申請について、いずれも支援や歓迎する考えを示した。台湾の加盟申請に関しては、直前に申請した中国が反発しているが、4氏とも中国には触れなかった。

 河野太郎行政改革相は「しっかりサポートしたい」と強調。高市早苗総務相も「支援は惜しまない」とし、野田聖子幹事長代行も支援を明言した。岸田文雄政調会長は「歓迎」としたうえで、TPPの加盟基準を満たすかについて「冷静に見ていかなければいけない」と語った。

 台湾はTPP議長国である日本の助力に期待感を示している。中国の反発により実現していない台湾の世界保健機関(WHO)への加盟についても、4氏とも支援に前向きな考えを示した。

 また、首相在任中の靖国神社参拝について、高市氏が参拝する考えを示し、岸田氏は「時期、状況を考えたうえで参拝を考えたい」と述べた。河野、野田両氏は否定的な考えを示した。(太田成美)