「市民しか入居できない老人ホームに…」80代から1300万円詐取

吉田博行
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 徳島県警は24日、鳴門市内の80代女性が特殊詐欺被害に遭い、計1300万円をだまし取られたと発表した。

 捜査2課によると、8月中旬ごろ、女性宅に男から「鳴門市民しか入居できない老人ホームに徳島市内の方が入居を希望しているので、名義を貸してほしい」と電話があった。後日、男の上司や弁護士、金融庁職員をかたる男らから「名義貸しは犯罪になる」「名義の修正にはお金が必要」などと次々に電話があり、解決金を求められたという。

 女性は、今月3、8、13日の3回にわたり、自宅近くのコンビニエンスストアから宅配便で現金計1300万円を指定された関東の住所に送ったという。

 県警は「宅配便で現金を送れという電話はすべて詐欺。在宅時も留守番電話に設定し、内容を聞いておかしいと感じたら迷わず警察に相談を」と呼びかけている。(吉田博行)