収入絶たれ、無人の自宅に家賃 4カ月続いたインド人らの再入国拒否

[PR]

 仕事や留学のため日本で暮らしていたインド、ネパールなど南アジアの国の人たちが、いったん日本から出たあと、再入国できるようになった。日本政府は今年5月から、新型コロナウイルスのデルタ株が最初に見つかったインドとその周辺国の人の再入国を許していなかったが、9月19日から従来通り再入国を認めた。

 在留資格を持ち、日本に生活の基盤がある人たちが約4カ月もの間、日本への再入国を拒まれ続け、「差別的な政策ではないか」と批判の声が上がっていた。

 「早く大好きな日本に帰って、仕事に戻りたいということだけを望んできました。ようやく、ほっとしました」

 奈良県橿原市のホテルで働いていたスネハ・ビシュトさん(28)は、帰省先のインドから電話取材にこう語った。

 2017年に来日。1年間日本語学校や大学に通った後、ホテルに就職した。首都ニューデリーで日本語学校を経営する兄に影響され、日本に憧れた。「日本人のやさしい話し方、一生懸命仕事をする勤勉さ、時間を大切にする姿勢。そのすべてが好きでした」

 4月中旬、日本の魅力を教えてくれた兄の結婚式に出るために1カ月の休暇を取り、故郷に戻った。その後、日本政府がインド、ネパールパキスタンの3カ国からの再入国を拒否し、帰れなくなった。

 給料がもらえない中で、誰も…

この記事は会員記事です。残り1552文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。

【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]