「1億円の壁」は解消できる? 自民党総裁選、金融所得課税も焦点に

有料会員記事自民党総裁選2021

吉田貴司、稲垣千駿、西尾邦明
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 株式配当などの金融所得への課税強化が自民党総裁選で焦点の一つになっている。推進派は格差を是正するという狙いを訴えるが、慎重派は株式市場への影響を懸念する。ただ、制度の詳細に関する言及はほとんどなく、株価への影響や格差の解消に向けた効果は見えにくい。

 総裁選で明確に課税強化を掲げているのは、岸田文雄政調会長だ。中間層への分配を手厚くすることを経済政策の根幹に据える岸田氏は、政策集に「金融所得課税の見直しなど『1億円の壁』の打破」と明記している。

 「1億円の壁」とは、所得税

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