台湾の国民党、新主席に朱立倫氏 親米派で対中国でも穏健路線

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台北=石田耕一郎
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 台湾の最大野党・国民党の主席(党首)選挙が25日に投開票され、親米派で対中国でも穏健路線をとる元主席の朱立倫(チューリールン)氏(60)が、45・78%の票を得て当選した。朱氏は当選後のあいさつで、国民党の駐米事務所を復活させる作業を始めると話した。同党の馬英九(マーインチウ)政権時代に訪中し、中国共産党習近平(シーチンピン)総書記(国家主席)と会談したことがあり、今後の中国側の出方が注目される。

 任期は4年。主席選には他に3人が立候補し、得票率は元台湾大教授の張亜中(チャンヤーチョン)氏(66)が32・59%、現職で立法委員(国会議員)の江啓臣(チアンチーチェン)氏(49)が18・86%など。党員約37万人が投票権を持っており、投票率は約50%だった。

 朱氏は当選後に台北市で、選挙戦で中台統一など急進的な主張をした張氏について問われ、「多くの大切な意見をいただいた。近く会って意見交換したいと張氏に伝えた」と語った。

 台湾では2022年に統一地…

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