デーブさん「ラーメン激戦区より総裁選」 TVがこぞって報じるわけ

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構成・上田真由美
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 次期首相を実質的に決める自民党総裁選。テレビではワイドショーも連日のように長い時間を割いて取り上げ、野党から「自民党一色になっている」と批判が起きるほど。投票できる人はごく一部なのに、テレビはなぜこんなに総裁選に時間を割くのか。コメンテーターとしてもおなじみの放送ディレクター、デーブ・スペクターさんに尋ねた。

非常にありがたいコンテンツ

 自民党総裁選は、アメリカで言えば大統領選挙の予備選のようなものですね。

 予備選は1年間やるのに対して、今回の総裁選は2週間足らずではありますが、これから何年も総理大臣をする可能性がある人について、査定ができる期間です。テレビが盛んに取り上げることで、この間に、墓穴を掘ったり失言があったり、質問になかなかうまく答えられなかったり、いろんなことが浮き彫りになるわけですから。

 テレビ局がなぜ自民党総裁選をこんなに取り上げるのか、ですか?

 コンテンツとして非常にありがたいですから。同じ番組の中で、平日に毎日、同じテーマを継続して、今日の動きとかを追いかけながら伝えるというのは、やりやすい。スズメバチ捕獲とか、盗聴バスターズとか、ラーメン激戦区とかいう話題よりも、毎日できるでしょう?

 誰かが主催して討論会をしてくれるし、スタジオに候補者を呼べばそれなりにビッグなゲストだし、将来の総理に貸しを作れる。

 それに、昼間のテレビは多くの主婦が見ています。総裁選の政策テーマは生活に関連するから関心があることだし、そもそも、テレビを見ている人と、選挙の時に投票にいく層は重なっていますよね。

 特に今回は、例年の「出来レース」とはだいぶ違う。自民党にしては、透明性があるように見える。もちろん、密室の部分もあるんでしょうけど。

国民は損してない、得してます

 そして候補者4人に個性があっておもしろい。

「芸能人に近い」「一番自民党らしい」などとデーブさんが切る候補者は誰でしょうか。総裁選報道を批判する野党にも辛口で突っ込みます。

 高市早苗さんは言うまでもな…

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