サイン入りはほぼ完売 品薄の大谷翔平グッズ エンゼルスのストアで
26日(日本時間27日)に本拠地最終戦を迎える米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手。投打二刀流の活躍で1918年のベーブ・ルース以来となる「1シーズンでの2桁勝利と2桁本塁打」が目前に迫る活躍に、球場では関連グッズの品薄状態が続き、収集品も高値で取引されている。
ローマ字名と漢字名の2種類のユニホームや、投手と打者の大谷選手がデザインされたTシャツ。タオルにワッペン、写真と背番号入りのボール――。エンゼルスタジアムの正面入り口にあるチームストアでは、30種以上の関連グッズを販売している。頭が揺れる「ボブルヘッド」と呼ばれる商品は数カ月前から品切れ。チームストアを訪れたエンゼルスファンの男性は、「今日は大谷のステッカーを買いました。彼は日本のベーブ・ルース。本塁打王を争うばかりか、信じられない投球をする。とても印象的です」と話した。
サイン入りグッズや選手が使用した用具を集めたギャラリー「ART OF THE GAME」では、大谷選手のサイン入りグッズの多くが完売。試合で使用した球や、大リーグ1号本塁打の写真パネル、絵画などがわずかに残るのみで、品薄状態が続いている。
ギャラリーで最も高価なものは、投打で活躍する大谷選手を描いた絵画に直筆サインが施された一品で、値段は4万9995ドル。2番目に高い品も大谷翔平選手が使用したバットで、1万2495ドルで売られている。販売担当者は、「とても売れ行きはいいです。高いけれど、彼がMVPを獲得したら、もっと高くなりますよ」と笑顔を見せた。(加藤諒)
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