「秋はサバの季節」その訳は ペンギン水族館で特別展

三沢敦
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 長崎市の長崎ペンギン水族館で、特別展示「秋が旬だぜ!~サバ~」が開かれている。長崎の海で盛んに水揚げされるサバだが、子どもたちの多くは調理された姿しか知らないという。食卓に出されるおいしいサバが、どんなふうに暮らしているのかを伝えるのが展示の狙いだ。

 1年を通じて旬の魚を生体展示し、パネルやレシピなどで魚にまつわるエピソードやおいしい食べ方を紹介する年間企画「長崎の魚はうまかばい!」シリーズの第2弾だ。

 同水族館によると、長崎はマサバの漁獲量が全国1位(2019年)で、主に巻き網漁や定置網漁で捕獲される。旬は秋。産卵に備えてエサをたくさん食べて栄養を蓄えるため、脂が乗っておいしくなるという。

 「お酢でしめたシメサバや塩焼きが有名ですが、水揚げが多い長崎では、新鮮なサバのお刺し身が好まれます」と飼育展示係の岡部敬斗さん。

 今回の企画に合わせ、近くの漁師から90匹を譲り受けた。水槽には岡部さんがつくった「うまかばい魚新聞」をパネル展示。日本近海の回遊ルートや漁獲方法、マサバとゴマサバの見分け方などを紹介している。11月28日まで。(三沢敦)