(魂の中小企業)元タカラジェンヌ、起業 故郷のためにできること

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(後編)ダリアの花咲く頃、はじめて故郷を知りぬ

 タカラヅカの舞台に立つためには、宝塚音楽学校で2年間学ばなくてはなりません。芸と礼儀作法をたたきこまれます。

 ダリアの名産地である、宝塚市の上佐曽利地区。地域の人たちから祝福を受け、中村梓さんは宝塚音楽学校の門をくぐりました。2002年、梓さん17歳の春のことです。

 では、後編です。

故郷で見た現実とは

    ◇

 梓の同期生は50人いた。歩いている上級生がいると、「あの方が望んでいるのは、これだ」と察知する力。何かあったら「私がやります」という奉仕の精神。先生や先輩の話をしっかり聞く力。

 それらがトコトン磨かれた。

 1年目の梓は5本の指に入る成績をキープ。だが、2年目で伸び悩む。同期の中から頭角を現すものが出てきたのだ。

 〈タカラジェンヌを目指して…

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