殺人容疑の大学生を精神鑑定 佐賀の女性殺害事件で地検

大村久
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 佐賀県鳥栖市で女性が殺害された事件で、佐賀地検は27日、殺人容疑で逮捕、送検された長崎大学4年の山口鴻志(こうし)容疑者(25)=長崎市=について、同日から鑑定留置を始めたと発表した。山口容疑者の刑事責任能力の有無などを調べる。

 24日に佐賀地裁に請求し、認められたという。地検は専門家の精神鑑定などによって山口容疑者の事件当時の精神状態を詳しく調べ、起訴するか判断するとみられる。鑑定留置中は勾留が停止される。期間は明らかにしていない。

 山口容疑者は今月10日午後1時ごろ、鳥栖市酒井東町の民家敷地で、除草作業をしていた大塚千種さん(79)の頭をハンマーで複数回殴って殺害したとして14日に逮捕、15日に送検された。山口容疑者は逮捕前日の13日に大分市の大分中央署に自首。捜査関係者によれば、これまでの調べに「殺せるなら誰でもよかった」などの趣旨の供述をしているという。(大村久)