カピバラの意外な「潜在能力」に驚き 飼育員に「お手」、鳴き声は?

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川口敦子
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年2月から中止していた「マクセル アクアパーク品川」の「ふれあいプラン」が9月1日、平日限定で再開した。その名の通り、動物と触れあえるのが売りの企画で、ウェブ予約制で「イルカにタッチ」と「カピバラにごはん」が楽しめる。

 せわしない毎日の中、記者は癒やしを求めて「カピバラにごはん」を志願した。動きもゆったりで、ほのぼのした雰囲気が何とも愛らしいカピバラ。「一緒にぼーっとした時間を共有できそう」。そんな気持ちで取材に臨んだら、思わぬ発見があった。

 カピバラのマール(オス、4歳)に、カップに入ったキャベツの葉3枚とニンジンのスティック1本を、トングで口へ運んでやる。「ガリガリガリ!」。思いもよらぬ早さで、あっという間に食べ終えてしまった。もう終わり?と言わんばかりに、人懐こく足元に鼻を寄せてくる。

 飼育員の吉村夏穂さん(27)によると、マールは体重53キロ。1日700グラムほど野菜やリンゴを食べるという。カピバラがより刺激の多い毎日を過ごせるよう、吉村さんはトレーニングに工夫を懲らす。

 ハンドサインを送りながら、吉村さんがマールの前にしゃがみ込んだ。お座りして、吉村さんの動きを、じっと見ているマール。しばらくして前足を出し、吉村さんの手のひらの上に乗せた。そう、これはまさに「お手」のポーズだ。驚いた。

 「日々の健康管理がスムーズにできるように、人に慣れさせる意図でトレーニングしています」と吉村さん。そういえばカピバラはどんな鳴き声を出すのだろう。そう聞いたら、吉村さんは、もっと驚きの事実を教えてくれた。

 「プールから上がるときの癖…

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