共通テストの新教科「情報」 教育現場の準備状況は?

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編集委員・宮坂麻子
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 来年度の高1が高3になって受ける2025年度大学入学共通テストから、新たに教科「情報」(科目は「情報Ⅰ」)が出題される。この学年から学習指導要領が変わり、「情報」はプログラミングも必修になることから、各地で情報科教員の研修会が開かれている。全国の情報科教員の研究会で組織する全国高校情報教育研究会も、8月の全国大会で共通テストについて情報交換した。(編集委員・宮坂麻子

 同研究会は各地の情報科教員の研究会で組織される。今年は8月10、11日にオンラインで全国大会を開いた。実践発表などのほか、共通テストの「情報Ⅰ」に関する水野修治・大学入試センター試験問題調査官の基調講演があった。

「社会生活に活用できる知識の理解の質、思考力が問われる」

 講演で水野氏は、小学校では20年度にプログラミングが必修化された▽中学では技術家庭科でプログラミングや情報セキュリティーに関する指導を充実させる▽政府の戦略として、大学でも文理を問わず数理、データサイエンス、AIの教育が求められている――などと共通テストでの導入の背景を説明。高校で教える教員の態勢に地域差がある現状について、「試験の実施に関わらず待ったなしで解決しなければならない」とした。

 今年3月にセンターが公表し…

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