届きそうで届かないもの NMB早川夢菜の葛藤、小論文で見えてきた

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構成=山根久美子、阪本輝昭
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NMB48メンバーの早川夢菜さん=大阪市中央区、槌谷綾二撮影
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 昨年度から始まった大学入試改革では、思考力や表現力がより重視されるようになりました。改革の先行きが不透明な中、どう勉強すればよいのか。NMB48のメンバーが書いた小論文を大手予備校・河合塾の講師に添削してもらい、ヒントを探ります。早川夢菜(ゆな)さん(19)がお題を読んで挑戦しました。(構成=山根久美子、阪本輝昭)

■今回のお題「小中でプレゼンを学ぶことはなぜ必要?」

「小中学校でプレゼンテーションを学ぶことがなぜあなたに必要か、説明してください」(200字以内)

■早川夢菜さんの小論文

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早川夢菜さんの小論文 「NMBの活動の中でMCの反省会の際に話す内容が分かりづらいと注意を受けてから、自分のトーク力の無さに悩む機会が増えました。その能力がなぜ欠けているのか思い返すと、小中学生の頃からプレゼンテーションに対する捉え方が違っていて話せた達成感やただの自己満足で終わるのみでそれ以上に学ぶ機会がなかった事に気がつきました。その授業の狙いや目的まで学んでいればもう少し伝える力が身についたのではと思ったからです」

■河合塾・加賀講師「弱点は強みになりうる。では、そのために?」

 出題と添削を担当するのは河合塾で小論文を指導する加賀健司講師です。

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 文章構成がすっきりしていてとても読みやすいですね。きっかけ、気づき、こうしたいという思いを、それぞれ1文ずつできれいにまとめました。自分自身の経験に基づいて書かれているのも良い。MCで話す内容が分かりづらいと注意され、プレゼンテーションを学びたいと思ったというのは、NMB48で活動する早川さんらしい面白いエピソードです。

 一方で、自分に足りない力を…

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