古い年式ほど狙い目? プリウス盗んだ疑い 触媒の貴金属狙いか

松島研人
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 トヨタ自動車プリウス1台を盗んだとして、愛知県警は27日、同県日進市浅田町、会社役員竹村知巳容疑者(41)ら2人を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。

 高価な金属を含む「触媒コンバーター」と呼ばれる装置が狙われたとみられ、県警は新たな盗難の手口として注意を呼びかけている。

 他に逮捕されたのは、同県知立市山屋敷町、無職高木明弘容疑者(39)。

 捜査3課によると、2人は6日、同県長久手市の集合住宅の駐車場で、男性会社員(57)所有のプリウス(2007年式、時価約10万円)を盗んだ疑いがある。

 県警は2人の認否は明らかにしていない。

 触媒コンバーターは、排ガスに含まれる汚染物質を浄化する装置。触媒にプラチナやパラジウムなどの希少金属が使われ、約20万~30万円で取引される。

 年式の古い車のほうが金属の含有量が多いうえ、プリウスのようなハイブリッド車はガソリン車より劣化しにくく、価値が下がりにくいという。

 被害車両はその日のうちに見つかったが、触媒コンバーターとナンバープレートが外されていたという。

 県警によると、県内では8月末までに自動車盗の被害が480件確認され、うち71件がプリウスだった。(松島研人)