ブロックされたけど「満足感」 SNS時代の政治家との交流を考える

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 自民党総裁選では、ツイッターで240万超のフォロワーがいる河野太郎行革相が、特定の人からアクセスを制限する「ブロック機能」を多用していることも議論になっている。2006年から河野氏を取材するフリーライターの畠山理仁(みちよし)さん(48)も昨年、ブロックされた。でも、なぜか満足感を覚えたという。SNS時代の政治家とのコミュニケーションのあり方を考える。

総裁選の「インディーズ候補」

 畠山さんが河野氏にインタビューしたのは09年。河野氏がはじめて総裁選に挑んだ直後だった。

 主要政党の公認や支援もなく、泡沫(ほうまつ)と呼ばれる人たちを「インディーズ候補」と称して取材してきた畠山さん。総裁選で派閥を批判し、森喜朗元首相ら重鎮に引退を迫っていた河野氏の姿は「インディーズ候補」にうつった。

写真・図版
畠山理仁さん=本人提供

 インタビューで河野氏は、当時の町村派(現・細田派)を率いた町村信孝官房長官を名指しし、推薦人集めで妨害を受けたと批判していた。「おかしいことはおかしいと言う姿勢に、すがすがしさを感じました」

 当時から党内では異端の存在だった。原発推進派が多い党内で数少ない脱原発派。おもねることなく自説を述べる姿勢に期待も大きかったという。

 その後、ツイッターを始めた…

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