DeNA・東、左ひじ手術から復帰 ヤクルト戦「村上と対戦楽しみ」

堀川貴弘
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 DeNAファンにとって待望の左腕がマウンドに戻ってくる。昨年2月に左ひじ靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミージョン手術)を受けた東(あずま)克樹が28日のヤクルト戦(神宮)に先発する。2018年に11勝をあげて新人王に輝いた25歳は「多くの方々の支えがあって今がある。無事に投げられている姿を見せて勝利を届けたい」と復活を期している。

 東が最後に登板したのは19年8月23日の巨人戦。先発して8回1失点の好投で4勝目をあげた。ただ、プロ2年目のこの年から左ひじ痛に悩み、7試合の登板にとどまった。翌年2月のキャンプに参加したものの状態は良化せず、手術することになった。

 長いリハビリを経てのマウンドに東は「今季中に1軍で投げることが目標だったので良かったと思う。自分の理想のボールに近づいている」と明るい表情で語った。今季は7月に2軍戦に復帰し、ここまで7試合に先発し、3勝0敗、防御率1・95と上々の成績を残している。

 「パワーアップして戻ってくるつもりだったので、手術後、野球ができなくなるかもといった不安になる気持ちはなかった」。チームメートでは田中健二朗が19年に同じ手術を受けて今月復帰したばかり。「健二朗さんが大きい存在でした」と振り返る。

 三浦大輔監督も「リハビリは順調で、2軍戦でも問題なかったと聞いている。健二朗といい、東といいリハビリに励んでいる他の選手の励みになる」と話す。

 ヤクルト戦では若武者村上宗隆との対戦を楽しみにしている、という。「相手の迫力に負けないよう、僕らしいボールを投げることができればいいと思う」。6連敗中で最下位に沈んでいるチームの起爆剤になるか。(堀川貴弘)