連合の次期会長に芳野友子氏を推薦 初の女性会長誕生へ

藤崎麻里
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 労働組合を束ねる中央組織、連合の役員推せん委員会は28日、8代目となる次期会長に、芳野友子・連合副会長(55)を推薦すると決めた。同委員会は連合傘下の主要産業別組織のトップらで構成され、芳野氏の会長就任がほぼ確実となった。芳野氏に決まれば、連合が1989年に発足してから初の女性会長となる。

 ナンバー2にあたる事務局長には、日本教職員組合日教組)の清水秀行委員長(62)が推薦された。官公労出身者が連合の事務局長に就くのも初めてだ。

 これらの人事案は同日開かれた中央執行委員会で了承され、10月の定期大会で正式に選出される予定。ただ、会長選の告示期間は9月30日まであり、別の候補者が立候補すれば選挙戦になる可能性も残る。

 芳野氏は、ミシンメーカーであるJUKIの労組に入り、中央執行委員長を務めた。2015年から、金属・機械系中小企業の労組などでつくる産業別組織JAMの副会長も務める。JAM出身の連合会長も初。

 現会長の神津里季生氏(65)と現事務局長の相原康伸氏(61)は退任する。藤崎麻里