山口組最高幹部ら8人逮捕 抗争相手の組長殺害未遂事件で指示役か

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 対立する暴力団の組長を殺害しようとしたとして、宮崎、大分両県警は28日、指定暴力団山口組幹部で直系組織「石井一家」(大分市)の総長、秋山靖一容疑者(55)=大分市家島=ら8人を組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)の疑いで逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。

 発表によると、秋山容疑者ら8人は共謀し、昨年9月14日午後4時ごろ、宮崎市内の駐車場で、当時指定暴力団神戸山口組の傘下組織組長だった50代男性の頭や腰などを包丁で刺し、組織的に殺害しようとした疑いがある。両県警はこの8人とは別に、事件の実行犯として山口組系組長の男(54)ら3人を殺人未遂容疑で7月5日までに逮捕していた。

 県警によると、秋山容疑者は「若頭補佐」と呼ばれる山口組執行部メンバーの一人。両県警は、事件は対立している山口組と神戸山口組の縄張りをめぐる抗争とみており、秋山容疑者ら8人は指示役や凶器の準備役だったとみている。

 28日には大分、宮崎市内の組事務所や8人の自宅などを家宅捜索した。