国連総会、アフガニスタンとミャンマーは演説見送り 全日程が終了

ニューヨーク=藤原学思
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 国連総会の一般討論演説が27日、6日間の全日程を終えた。国連加盟国193カ国のうち、191カ国の首脳らが演説したが、国軍によるクーデターが起きたミャンマー、イスラム主義勢力タリバンが実権を握ったアフガニスタンは、ともに演説はなかった。

 一般討論演説は、各国の代表が15分を目安に、国内外に向けて自国の政策をアピールする。国の規模を問わず平等に演説の機会が与えられ、注目度は高い。

 ミャンマーアフガニスタンは当初、現職の国連大使が27日に演説する予定になっていた。だが、ミャンマーは国軍、アフガニスタンタリバンがそれぞれ、新しい大使の任命を国連に通知している。

 ミャンマーについては、米国と中国、ロシアが、現職の大使を当面とどまらせつつ、演説で国軍を非難させないことで合意したと米メディアに報じられていた。

 アフガニスタンは国連代表部が、週末にメールで演説の見送りを国連側に通知。国連総会の報道官によると、「理由は記されていなかった」という。

 アフガニスタン国連代表部は27日、「国益を守るために国連総会で演説する予定だったが、協議の末、演説を見送ることを決めた。しかしながら、アフガニスタン国連代表部は、これまで通り業務を続ける」とツイートした。(ニューヨーク=藤原学思