新生銀買収後も「従業員の雇用守る」 SBIが回答

細見るい
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 新生銀行の株式の公開買い付け(TOB)に踏み切ったSBIホールディングスは28日、買収の動機や経営方針の説明を求めた新生銀の質問状に回答した。新生銀の従業員については「すべての雇用を守ることは当然」として、買収後も雇用を維持する考えを表明した。

 SBIが掲げる地銀連合の核として、新生銀を出資や買収時の受け皿にするかどうかについては「現時点で想定していない」とし、新生銀の買収は「第4のメガバンク構想」の外にあるとした。新生銀が抱える公的資金の返済は「実現可能性を高めるべく、様々な企業価値向上策に取り組んで参りたい」などと回答し、TOBの意義を改めて強調した。

 一方でSBIは、新生銀が導入を決めた買収防衛策新株予約権の発行について「明確になっていない情報がある」として説明を求める質問を再度送った。(細見るい)