飼い犬が通行人をかんで負傷させた疑い 工藤会系組長を逮捕

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 散歩中にリードをきちんと握っていなかった飼い犬が、通行中の男性をかんでケガを負わせたとして、福岡県警は28日、工藤会系組長の中島直人容疑者(79)=北九州戸畑区沖台2丁目=を重過失傷害の疑いで逮捕し、発表した。「かんでいるところを見ていないので分かりません」と容疑を否認しているという。

 北九州地区暴力団犯罪捜査課によると、中島容疑者は昨年7月15日、組事務所近くの路上で散歩させていた飼い犬のシェパード2匹のうち、リードを離していた1匹が、通りかかった50代の会社員男性にかみつき、擦過傷や打撲のけがを負わせた疑いがある。

 同課によると、中島容疑者の飼い犬が人やほかの犬をかんだ事案は2010年以後計8件あり、このうち18年の1件では、今回と同じ犬が人にかみついた過失傷害事件で罰金刑を受けた。県警は度重なる検挙や指導にも過失を繰り返し、悪質と判断したという。