北朝鮮、硬軟の言動で揺さぶり戦略 ミサイル攻撃能力を着実に向上

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神谷毅=ソウル、相原亮
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 北朝鮮が28日、短距離ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射した。今月に入りミサイルを何度も発射して米国批判のトーンを高める一方、最近は韓国の文在寅(ムンジェイン)政権への融和的な姿勢も示す。硬軟織り交ぜた言動で攻勢をかけながら、多様なミサイルの攻撃能力を着実に向上させている。(神谷毅=ソウル、相原亮)

 「終戦宣言は興味ある提案で良い発想だ」。朝鮮中央通信は24日、金正恩(キムジョンウン)総書記の実妹、金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党副部長の談話を報じた。21日に国連総会で演説した文氏の提案に応じたもので、与正氏は翌25日にも将来の終戦宣言や南北首脳会談に前向きとも取れる談話を発表した。

 今月になって南北はミサイルを試射し合って緊張が高まっただけに、南北対話の再開に全力を挙げる文政権側には歓迎する向きもあった。28日の北朝鮮ミサイル発射は、そんなムードに冷や水を浴びせた。

 北朝鮮の意図を読み解くかぎ…

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