これは出口なのか 半年ぶりの「宣言」全面解除、手探りの街

有料会員記事新型コロナウイルス

新谷千布美、吉村駿 堀之内健史
[PR]

 新型コロナ対策の緊急事態宣言の解除が28日、決まった。大阪府などでは半年ぶりにまん延防止等重点措置もない全面解除になる。居酒屋は早速、再開に向けた準備を進め、医療現場には「第6波」への不安が残る。これは出口なのか。手探りで進む日々は続く。

「お客さんの笑顔見たい」

 28日午前、大阪・ミナミ。ホルモン焼き店「三ちゃん」では、店長の白沢直弥さん(41)が営業再開に向けて床を掃除し、冷蔵庫を準備していた。「やっと店が開けられる。お客さんの笑顔が見たい」

 宣言が出される度に、要請に従って休業してきた。今年4月の3度目の宣言では、営業を続けられないかとノンアルコールの飲料を用意して店を開けることを試みたが、採算が合わず、結局また休業した。

 宣言は解除されるが、大阪府では酒類の提供は午後8時半までに制限される。ただ、これまでも制限に従わない店は多かった。白沢さんは「宣言中も要請を無視して店を開け、行列ができているところもあった。真面目にやっている店が馬鹿を見るような形にしないでほしい」と話す。

ポイントは「お酒が出せる時間」

 同じミナミの居酒屋和食処 竜田屋」でも、ビールのたるがサーバーに設置され、「営業再開」と書かれた貼り紙作りが進んでいた。しかし、店長の中西佑哉さん(40)は「以前のように朝からは店を開けられない」と残念そうに話す。

準備を進める飲食店の一方で、医療関係者は心配を口にします。「飲むにしても少人数で静かに」「はめを外すと感染広がる」。記事の後半では、医療界の懸念を伝えます。

 もともと、店は夜勤明けの常…

この記事は有料会員記事です。残り1469文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]