水上バイクの事故相次ぐ コロナが一因? 記者も乗ってみた

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古畑航希
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 水上バイクの乗船者が大けがをしたり死亡したりする事故が今年、九州周辺や沖縄の海で相次いでいる。新型コロナウイルスの影響で密を避けたレジャーが注目され、小型船舶免許を取得する人が増えたことも一因とみられる。経験の浅い操船者の増加をふまえ、海上保安庁は注意を呼びかけている。

 九州各県や山口県西部、沖縄県の海をそれぞれ管轄する第7(北九州市)、第10(鹿児島市)、第11(那覇市)の各管区海上保安本部によると、水上バイクに関連する事故は2020年は10隻、負傷者4人だったが、今年は8月末の時点で11隻、負傷者も13人にのぼる。

 福岡県福津市沖では8月下旬、男女3人が乗る水上バイクが転覆し、運転していた男性が死亡。同乗の女性2人も重軽傷を負った。3人とも救命胴衣をつけていなかった。三つの管区で死者が出たのは6年ぶりという。

 このほか、水上バイクやバイクで引く遊具からの落下で4人が骨折や打撲などの重軽傷を負う事故も起きた。急旋回やスピードの出し過ぎなどが原因とみられる。

 大事故は全国でも目立っている。兵庫県では今月15日、水上バイクに乗った男女3人が死亡。操船を誤って消波ブロックに衝突したとみられるという。

今年度の免許合格者、6割増

 7管の担当者は「今年は休日に晴天が多かったことや、密が避けられるレジャーを楽しむ人が増えたことが要因ではないか」と話す。

 小型船舶免許は船の大きさや…

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