トヨタ販売店の不正車検、12店で1300台超確認 スピード優先か

[PR]

 トヨタ自動車は29日、7月に発表された不正車検を含めて、系列の販売会社11社12店舗で計1345台の不正車検が確認されたと発表した。トヨタ販売店の車検をめぐる不正は、これらとは別に今年3月、愛知県の系列販売店で5千台超が確認されている。一連の不正車検を受けて、全国販売店4852店を対象に総点検を行っていた。

 不正が発覚した販売店では、排ガスの成分について必要な検査をしなかったり、ヘッドライトの明るさについて検査の結果を改ざんしたりするなどしていた。いずれも車検にかけるスピードを優先したためとみられている。

 国土交通省も、トヨタから12店舗で法令違反があったという報告を受けたことを明らかにした。国交省関東運輸局はこの日、7月に不正車検が発表された「レクサス高輪」に対し、民間車検の指定を取り消す処分を行った。指定取り消しを受けると、2年間は再申請ができないという。新たに報告を受けた11店についても処分を検討する。

車検の違反が判明した販売会社と店舗

●トヨタモビリティ東京 レクサス高輪517台 江戸川瑞江店 5台

●広島トヨタ 広店 8台

●トヨタカローラ山口 安岡店 10台

●ネッツトヨタ山梨 本社セイリア店 260台

●トヨタカローラ愛媛 中央通店 1台

●ネッツトヨタ沖縄 南風原店 20台

●鳥取トヨペット 米子店 519台

●トヨタカローラ宮崎 日南店 1台

●徳島トヨペット 阿南店 1台

●沖縄トヨタ 宮古支店 2台

●長崎トヨペット 琴海店 1台

*トヨタ自動車の29日の発表ベース。ほかにネッツトヨタ愛知プラザ豊橋店(5158台)の違反などが判明している