グーグルのAI緑化地図、世界100都市以上に 東京・横浜にも

サンフランシスコ=尾形聡彦
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 米グーグルは29日、気候変動対策で進めている人工知能(AI)を使った都市の樹木の密度を分析した地図の提供を、2022年に東京、横浜を含む世界の100以上の都市に拡大すると明らかにした。AIで木を1本1本まで正確に把握し、都市のなかで樹木の密度が低い部分をイメージ化することで、植樹が必要な場所を効果的に割り出せるという。

 気候変動で、都市のヒートアイランド現象が各地で拡大していることから、樹木マップの提供で自治体に植樹を進めてもらい、都市の気温上昇を和らげるのが狙い。米ロサンゼルス市などで昨年から樹木マップを提供しており、同市はすでに植樹計画に役立てているという。

 従来の樹木調査は人手と時間がかかるため、費用が高額だった。グーグルのこの樹木マップは無料で、正確なデータに瞬時にアクセスできることから、活用する自治体が増えているという。(サンフランシスコ=尾形聡彦)