美容医療を受けた60歳の保育園長 「華やかさとは違う」自己表現

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高橋美佐子
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 年を重ねれば体形も変化していくもの。美容医療でアートメイクやエイジングケアの施術を受ける保育園経営の女性(60)は「美の追求や華やかさとは違う」と言います。彼女にとっての美容医療とは?

 天を突くタワーマンションが林立する川崎市武蔵小杉地区。子育て中の共働き世帯も多い街の一角に、イタリア発祥の「モンテッソーリ教育」を実践する保育園があります。1995年開園の「マミークラブ小杉」。5階建ての施設は、その教育理念に合わせて設計された耐震性も備える自社ビル。就学前までの子どもたち約100人の歓声が響き渡り、とてもにぎやかです。

 「『我が子を安心して預けられて、自分は社会に認められるような働き方をしたい』と心から願う、かつての私のようなお母さんたちを応援したいんです」。創業者である竹歳百合子園長(60)は、よどみなく説明します。

 きれいに整った眉と目元を際立たせるアイラインは、美容医療「アートメイク」です。染料をつけた針を皮膚に刺して描かれているため、汗をかいたり洗顔したりしても消えません。施術は1時間程度で、費用は7万円ほど。2年前に眉毛の中に白髪を見つけてから、婦人病・泌尿器科で通う女性医療クリニックで施術してもらっているとのことです。「かつて働いてくれていたスタッフから『先生、楽よ!』とすすめられたんです。彼女は凜(りん)とし、いつもきちんとしている印象でした」

 数カ月ごとにエイジングケアの注射をしに、別の美容外科にもかかっています。こちらは長女(27)に背中を押されて、通うようになったそうです。「『ママ、韓国の美容パックはいいのよ』など、若い世代は流行に敏感。情報も早いんです(笑)」

 どうして、美容医療を受けるのでしょうか。竹歳さんは「私は、未来を担う子どもと親御さんに向き合い、ご家庭を丸ごと支えるのが仕事。品位ある身だしなみは礼儀です」と落ち着いた声で語ります。

 例えば朝、保育園の玄関で「…

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