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島根大医学部教授を停職3カ月 入札情報漏らす

大村治郎
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 島根大は29日、業者に入札情報を漏らしていたなどとして、医学部の50代の教授を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は15日付。

 大学によると、教授は2016年、医学部付属病院(出雲市)の医療機器に関する入札情報を、事前にキヤノンメディカルシステムズ(本社・栃木県大田原市)の従業員に漏らした。また15年2月から19年5月までの間、同社の従業員らから飲食の提供、出張時の送迎、観光の付き添いの提供、物品の提供などを受けた。飲食の接待は約40回、9万5千円相当だったという。

 19年7月、不正があったという同社からの通報を受け、大学が20年4月に調査委員会を設置して事実関係を調べてきた。調査委では刑法犯に該当する事実は確認できず、告訴はしないという。

 29日、大学の松江キャンパスで藤田達朗理事と鬼形和道医学部長が会見。藤田理事は「今後このような不祥事を起こすことのないよう、再発防止に取り組む」と述べた。(大村治郎)