第1回インスタで誘われた「もうけ話」 22歳、150万円の借金の末に

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米田優人
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 大阪府豊中市に住む22歳の女性が「投資」に関わるようになったきっかけは、1本のインスタグラムの投稿だった。

 昨年8月ごろ。大学時代の友人が「投資に興味がある人」を募っていた。

 興味がある、と答えると、友人とのやりとりが始まった。仕事の話などの近況を伝え合ううちに、友人から切り出された。

 「一度でいいから話を聞いてほしい」

 友人から「高校の同級生」という男性を紹介された。この男性は、LINEのグループトークなどで、仮想通貨を扱う海外の会社に投資するよう持ちかけてきた。

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投資マルチのわな 狙われる若者たち

 市場で安く買った仮想通貨を、ほかの市場で高く売って利益を出す。紹介料や配当を得られ、損はしない。そんな説明を受けた。「デメリットは正直ない」とも言われた。

 20代の彼氏に、「もうけ話がある」と話してみた。「うさんくさい話やから、やめときや。せめて聞くだけにしとき」と忠告された。でも、大丈夫だと思った。

 「友達やから信用できる」

 女性のスマートフォンには、男性とのLINEのやりとりが残っている。

女性は消費者金融3社から借金をして「投資」しました。しかし、ネット上で「詐欺」という言葉をみつけて表情が曇りがちになり、母親にすべてを打ち明けたのはその数日後でした。

 男性「正直何もしなくても投…

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