ロシアとトルコ、両大統領が会談 緊張高まるシリア内戦めぐり協議か

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石橋亮介=モスクワ、高野裕介
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 ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が29日、ロシア南部のソチで会談した。シリア内戦をめぐって、対立する勢力を両国がそれぞれ支援していることから一部で緊張が高まっており、対応を協議したとみられる。

 直接会談は昨年3月以来で1年半ぶり。今回の会談は、プーチン氏の呼びかけで行われた。プーチン氏は、「交渉が難しいこともあるが、我々は妥協点を見いだすことを学んできた」と発言。エルドアン氏も「シリアの和平はトルコとロシアの関係にかかっている」「シリアにおける歩調の一致は非常に重要だ」と述べ、融和ムードを演出した。

 シリア内戦では、ロシアがアサド政権の後ろ盾となり、トルコは反体制派を支援している。反体制派などの最後の大規模拠点となっている北西部のイドリブ県一帯では、2019年末から軍事的優位を固めたアサド政権が「全土制圧」を目指して攻勢を強め戦闘が激化。100万人近くが避難を強いられるなか、ロシアとトルコが昨年3月に停戦で合意した。

 ただ、大規模な衝突は収まっ…

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