総裁選明け日経平均、一時200円超下落 海外経済の先行き不安で

細見るい、ニューヨーク=真海喬生
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 自民党総裁選明けの30日午前の日経平均株価は、前日終値より一時200円超下落した。前日に600円超下げており、当初は24円90銭高い2万9569円19銭で反発して始まった。しかし、その後に始まった香港株式市場が下落したことや中国経済の先行き不安などがあり、日経平均は下落基調になった。午前の終値は前日より104円92銭安の2万9439円37銭。

 自民党総裁選の結果について、株式市場では「所得再分配を強調する岸田文雄氏は構造改革志向と見られにくい。株安要因だが、マイナスの影響は短期的」(国内大手証券)との見方がある。

 一方、29日の米ニューヨーク外国為替市場円相場が一時、約1年7カ月ぶりに1ドル=112円台をつけた。米国の長期金利上昇に伴い、ゼロ%に近い日本の長期金利との差が拡大。投資家が高い利回りを求め、円を売ってドルを買う動きが広がった。この1週間で2円ほど円安が進んでいる。

 (細見るい、ニューヨーク=真海喬生)