「IR、依存症生まない保証ない」 IR反対団体の代表が語る理由

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聞き手・箱谷真司
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反対派 大阪カジノに反対する市民の会・西沢信善代表

 カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致をめざす大阪府・市、和歌山県長崎県の3地域の事業者が出そろった。IRは横浜市が誘致の撤回を表明するなど、賛否が分かれる。さまざまな立場の専門家に是非をたずねた。

 ――IR誘致に反対する理由を教えてください。

 「大きな理由は、ギャンブル依存症の患者を増やす可能性があるからだ。勝つこともあるから深みにはまり、借金して続ける人もいる。警察庁の2019年の統計をみると、窃盗や強盗など1413件の犯罪の動機・原因としてギャンブル依存を挙げている。依存症に悩む家族などから話を聞くと、ギャンブルで失ったお金はコツコツ返す気にならない人も多いようだ」

 ――IR実施法では、日本人や国内在住の外国人の依存症を防ぐ対策として、入場を28日間で10回に制限し、入場料は毎回6千円取る方針ですが、十分ではありませんか。

 「入場回数が少なくても、かける金額が大きければ破産するおそれはある。入場料も、そんなに高い額ではない。ギャンブル依存症の患者を生まない保証にはならない」

 ――大阪府・市はIRの事業…

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