臨時国会の会期、自民側は回答を保留 1日に再協議へ

北見英城
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 自民党森山裕国会対策委員長立憲民主党安住淳国対委員長は30日午前、国会内で、臨時国会の会期について協議した。新総裁の意向を踏まえ、自民側がこの日に回答する予定になっていたが、森山氏は回答を保留し、10月1日午前に改めて協議することになった。

 政府・与党は16日、新首相を選出する臨時国会を10月4日に召集すると野党側に伝えた。ただ、10月21日に任期満了を迎える衆院議員の選挙日程が絡むため、政府・与党が国会の会期幅を示さない異例の状況が半月ほど続いている。

 会談後、記者団の取材に応じた安住氏によると、森山氏が29日、自民党新総裁に就いた岸田文雄氏に「国会日程がタイトだ。速やかに確定をお願いしたい」と伝えたが、岸田氏からは回答が得られていないという。

 野党側は、衆院選前に新首相と一問一答で質疑を行う予算委員会の開催を求めている。

 立憲など野党側は10月1日午前に日程が示されない場合には、同日中に臨時国会の進め方を議論する議院運営委員会理事会の開催を認めない方針で一致した。安住氏は「スパスパ決めてもらわないと前に進まないのが政治だ。これでは国会も行きづまってしまう」と批判した。

 一方で、岸田氏が「長所は聞く力」としていることについても触れ、「野党としても岸田さんの『聞く力』は頼りにしている。予算委も他の委員会もやってくれるという期待が高まっている」と皮肉った。(北見英城)