共産・山添拓参院議員、不起訴処分に 線路立ち入り容疑で書類送検

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 埼玉県内を走る秩父鉄道の線路に無断で立ち入るなどしたとして、県警が鉄道営業法違反などの疑いで書類送検した共産党の山添拓参院議員(36)について、さいたま地検秩父支部は30日、不起訴処分とした。地検は「犯行内容などの諸事情を考慮して不起訴とした」としている。

 書類送検は9月16日付で、送検容疑となったのは昨年11月3日の行為。山添議員は朝日新聞の取材に対し、臨時運転された電気機関車を撮影するため、現場を訪問した際に線路を横断したと説明している。

 捜査関係者によると、現場は鉄道ファンには知られた撮影スポットで、管轄の秩父署は日常的にパトロールをしていた。この日も山添議員らが線路に立ち入ったのをパトロール中の署員が確認し、声をかけていた。

 県警はその後、事情聴取を重ねて山添議員を含む数人を順次書類送検し、山添議員が最後だった。捜査関係者によると、山添議員以外も全員不起訴となったとみられるという。